
インフレの風
—世界の設計と、日本の目覚め—
窓際に座っていると、季節の変化だけでなく、経済の風向きも感じられるようになる。 長らく日本は、冷たいデフレの風に包まれていた。物価は上がらず、給料も増えず、未来への期待は静かにしぼんでいった。 「失われた30年」と呼ばれるその時間は、まるで冬のようだった。
でも、世界は違った。 米国では、中央銀行がインフレを目指して政策を設計し、企業は価格を上げ、賃金も上がり、株価は右肩上がり。 FAANG+のような企業は、インフレという風を帆に受けて、力強く進んでいった。
インフレは悪者ではない。 それは、経済が成長するための“熱”であり、資産が育つための“光”でもある。 世界はその熱と光を前提に、設計されている。
そして今、日本にもその風が吹き始めた。 円安、資源高、人手不足。物価が上がり、企業が値上げを受け入れ、賃金も少しずつ動き始めた。 日経平均が高値を更新したのは、ただの数字の話ではない。 それは、日本がようやく「春の風」を感じ始めた証なのかもしれない。
私は、窓際でその風を感じながら、静かに投資を続けている。 FAANG+への集中投資は、インフレという風を味方につけるための選択。 それは、未来の時間を買うための手段でもある。
焦らず、騒がず、でも確かに前へ。 窓際の賢者として、これからも風を読み、帆を張っていこうと思う。

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